信用情報の利用

CICの信用情報を利用できる企業等

CICの信用情報を利用できるのは、次の企業等です。加盟会員は、CICの信用情報を参考資料として、自社の審査基準と照らし合わせて総合的に与信判断をしています。

  • 加盟資格を充たし、加盟審査を経て入会したCICの加盟会員
  • FINEによって交流する指定信用情報機関の会員
  • CRIN、IDEAによって交流する信用情報機関の会員

加盟会員を検索する場合はこちら > 加盟会員検索

FINE、CRIN、IDEAについて詳しく知りたい方はこちら > 信用情報の交流

同意の取得

CICでは、加盟会員に対して、クレジットやローンの申込書・契約書に記載する申込・契約約款と別に、信用情報の登録・利用に係る同意事項を記載した書面等を提示・交付等し、消費者の同意を得ることを義務付けています。そして、加盟会員は、法令で定める場合を除き、あらかじめ同意を得て信用情報を照会しています。

提供する情報の範囲

CICでは、加盟会員が信用情報を利用する際に入力または指定した項目に基づき、該当する情報を提供(回答)します。
提供する情報は、CICに登録されている信用情報、FINE、CRINおよびIDEAを通じて交流される他の信用情報機関に登録されている情報です。

利用(照会)の義務

加盟会員は、適正な与信判断を行なうため、消費者からクレジットやローン取引の申込を受けた場合、CICに全件照会するものとしています。

利用目的

加盟会員は、消費者の支払能力・返済能力を調査するための判断材料などとして、信用情報を次の時に利用します。

  • 消費者から新規にクレジットやローンの申し込みを受け付けたとき(与信判断)
  • 消費者との契約後に与信枠の見直しや信用状況の変化を確認するとき(与信管理)
  • 加盟会員がCICに登録した情報に関して消費者本人から問い合わせがあり、情報内容を確認する必要がある場合(消費者対応)
  • CICからの調査依頼やモニタリングへの対応、または加盟会員による登録更新結果の確認のために、登録した信用情報の内容を確認する必要がある場合

なお、割賦販売法や貸金業法においても、「信用情報を支払能力・返済能力等調査以外の目的に使用し、若しくは第三者に提供をしてはならない」ことが規定されています。

罰則の適用

加盟会員が上記の利用目的に違反して、DMの発送や社員採用試験の参考にするなどのために信用情報を利用した場合、利用停止や加盟契約解除等の罰則を適用します。

加盟会員の利用方法

加盟会員による信用情報の利用は、オンラインによって行われます。なお、利用時には、データの暗号化やIP-VPN回線(閉域網)の利用などを行い、情報保護に努めています。

加盟会員の利用方法