株式会社シー・アイ・シー（CIC）は、消費者信用の健全な発展を通じて豊かな社会の実現に貢献するとの理念のもと、消費者の皆さまおよびクレジット会社等に「クレジット・ガイダンス」の提供を開始いたします。
なお、消費者の皆さまに「クレジット・ガイダンス」をよく知っていただくため、クレジット会社等への提供に先行して消費者の皆さまへの提供を開始いたします。

■2024年11月28日(木)
消費者の皆さまへの「クレジット・ガイダンス」の提供開始
（情報開示制度を通じた「クレジット・ガイダンス」の申込受付開始）

■2025年4月1日(火)（予定）
クレジット会社等への「クレジット・ガイダンス」の提供開始

1.クレジット・ガイダンスとは？

「クレジット・ガイダンス」は、消費者の皆さまの安心なクレジットライフをサポートするとともに、クレジット会社等の適正与信に貢献することで豊かなクレジット社会を実現することを目的としています。

「クレジット・ガイダンス」とは、CICが保有する信用情報を分析のうえ算出した「指数」とその「算出理由」を「クレジット・ガイダンス情報」として消費者の皆さまならびにクレジット会社等に提供するサービスです。

• クレジット会社等による審査は、信用情報、クレジット・ガイダンス情報の他、自社で収集する情報等を踏まえ、総合的に行われます。
  したがいまして、クレジット・ガイダンス情報は、クレジット会社等による審査において、あくまで参考にする情報の一つという位置付けとなります。

（１）指数・算出理由の定義

（２）指数算出モデルの品質

「クレジット・ガイダンス」は、充実した信用情報を統計的に分析することで、高い精度を実現しています。継続して、定期的な精度検証や外部有識者等による助言・評価等を通じ、指数算出モデル品質の維持・向上を図ります。

（３）指数の算出方法

指数の算出に際しては、算出理由の明示が可能な統計的分析手法を採用しており、ブラックボックス化の恐れのあるAI等の手法は採用しておりません。指数だけでなく、その算出理由をあわせて回答することでサービスの透明性を確保します。

（４）利用用途

「クレジット・ガイダンス」は、提供先・利用目的を限定します。

（５）管理体制

指数・算出理由は信用情報と同等にきわめて厳格なセキュリティ環境の下、管理いたします。また、クレジット会社等に対しても同等の厳格な管理を求めています。

2.クレジット・ガイダンスの特徴

クレジット・ガイダンスの特徴をQA形式でご説明します。

指数・算出理由はどんな場面で利用されるの？

消費者の皆さまご自身によるご確認およびクレジット会社等による「与信審査」に限定して利用されます

POINT 01

情報の提供先・利用目的を限定します

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指数・算出理由は、消費者の皆さまご自身と下図のように、CICに加盟するクレジット会社等のうち、サービスを利用するクレジット会社等にのみ提供されます。さらに、それらの会社の中でも、皆さまがクレジットカード等の申込み・契約をした会社にのみ提供されます。（クレジットカード等の申込・契約のない会社には提供されません。）

また、その際のクレジット会社等による利用目的は「与信審査」に限定されます。

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指数の算出にはどんな情報が使われているの？

クレジット契約等の客観的な取引事実のみを利用しています

POINT 02

指数の算出には、客観的な取引事実のみ利用しています

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指数は、CICに登録されている信用情報のうち、消費者の皆さまご自身の客観的な取引事実のみを利用しています。
また、客観的な取引事実を5つのカテゴリ（ 「支払状況」、「残高」、「契約数」、「契約期間」 、「申込件数」 ）に分け、各カテゴリから複合的に算出しています。
なお、指数算出に利用した項目の割合は円グラフのとおりです。

■支払状況

： 「請求額」や「入金額」等から、請求に対する支払状況を確認する項目

■残高

： 「残債額」等から、残高の大小を確認する項目

■契約数

： クレジット情報の件数から、保有されてきた契約数を確認する項目

■契約期間

： 「契約年月日」から現在までの契約期間を確認する項目

■申込件数

： クレジット会社等からの「照会件数」を基に、新規契約の申込件数を確認する項目

【利用する情報項目数のカテゴリー別割合】

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指数の算出には性別・年齢・年収・職歴・学歴・家族構成といった属性情報も関係するの？

属性情報は一切関係しません

POINT 03

指数の算出には性別や年齢、年収などの属性情報は、一切関係しません

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指数は、契約内容等に関する客観的な「取引事実のみ」を利用して算出します。

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指数の算出にどんな情報が影響したか確認できるの？

指数の算出に影響した情報として「算出理由」をご確認いただけます

POINT 04

指数と「算出理由」を提供します

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クレジット・ガイダンスは、指数だけでなく、指数算出に大きく影響を与えた取引事実として「算出理由」をあわせて提供します。また、「算出理由」は指数算出に大きく影響した順に最大4件まで提供します。

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自分の指数を確認するにはどうすれば良いの？

信用情報開示制度をご利用いただくことでご確認いただけます

POINT 05

ご自身の指数・算出理由をご確認いただけます

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情報開示制度の利用時に「クレジット・ガイダンス情報」の開示をご希望いただくことで、インターネットまたは郵送で、ご自身の信用情報とあわせて指数・算出理由をご確認いただけます。

インターネットで開示

開示手数料：500円
サービス時間：毎日8:00～21:45

郵送で開示

開示手数料：1,500円
郵送開示申込書が当社に到着後、10日程度でお届けします。

手続き方法は、「開示・提供停止手続きのご案内」をご参照ください

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指数・算出理由を自分以外の人に見られないように、コントロールできないの？

第三者への提供を停止することが可能です。また、提供停止を解除することも可能です

POINT 06

クレジット会社等への指数・算出理由の提供を停止（および停止解除）することができます

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ご自身の指数・算出理由について、第三者への提供を望まない場合には「停止」を選択することが可能です。なお、一度停止した場合でも、その停止を解除することができます。
また、提供停止（または、停止解除）手続きに係る手数料は無料です。
手続きの詳細はこちらよりご確認ください。

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指数は必ず算出されるの？

指数を算出できない場合があります

POINT 07

指数を算出できない場合があります

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クレジット会社等がCICに登録した信用情報が以下のような特定の条件に該当した場合、指数を算出できません。

例）

• ① CICに登録されているクレジット契約が、締結から6カ月未満の契約のみの場合
• ② CICに登録されているクレジット契約が、「返済状況：異動^※」である契約のみの場合
• ③ CICに登録されている電話番号などのお客様情報が、最新化されていない場合 など

その場合、開示報告書にはクレジット・ガイダンスのページに「指数が算出できませんでした。」と記載されます。

• 長期にわたる支払の遅れ（61日以上または3ヶ月以上）がある場合をいいます。

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算出理由ってなに？

ご自身の指数に大きく影響を与えた取引事実です

POINT 08

「算出理由」で、指数の算出に大きく影響を与えた取引事実をご確認いただけます

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「算出理由」とは、指数に大きく影響を与えた取引事実を示しています。情報開示制度を利用し、クレジット・ガイダンス情報をご覧いただくと、指数とあわせて「算出理由」をご確認いただくことが可能です。

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指数で何が分かるの？

ご自身の信用状態が分かります

POINT 09

指数によって現時点の信用状態を容易に把握することができます

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ご自身のクレジットヒストリーがひと目でわかるように表示することで、現時点の信用状態が容易に把握できるようになります。指数は、属性（性別・年齢・年収・学歴・家族構成等）に関する情報を除外した「クレジット契約の取引事実に関する情報」を分析のうえ指数化することで、ご自身の信用状態を表す指標となります。

また、指数は「200～800」の範囲で算出されます。
「クレジット・ガイダンス指数分布」は指数の分布状況（人数の割合）を示しています。

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3.情報開示・提供停止手続きのご案内